Instagram
LINE

TSUKIITA

ツキ板×製造工程

今回、ツキ板の製造工程を解説します。

 

ツキ板の製造工程は「丸太を薄くスライス→下地(基材)に貼る→仕上げ」というシンプルな流れです。しかし、実際には、木材の特性を最大限活かすため、繊細な工程が積み重なっています。

 

あらためて、ツキ板とは「丸太を0.2~0.6mmほどに薄くスライスした天然木のシート」のことを指します。このシートを、MDFやランバーなどの基材に貼り、仕上げ塗装を施すことで化粧板として完成します。

 

丸太の選別では、木目の美しさ・歩留まり・ロット安定性を左右する要素を見極めることが重要です。樹種の特性、色むら、節などの欠点、丸太サイズや含水率を確認し、均一で美しいツキ板が大量に取れるかどうかを判断します。さらに、スライス方法との相性なども考慮しながら、最終的な木目の表情を最適化できる丸太が選ばれます。

選別された丸太は、スライスしやすいように蒸し、0.2~0.6mmにスライスし天然木のシートを作ります。シートは伸縮を抑えるために乾燥させ、木目を揃えて並べます。その後、基材に貼り合わせ、仕上げ塗装を施すことでツキ板化粧板が完成します。

 

工程だけを見るとシンプルに感じるかもしれません。しかし実際には、丸太の選定から木材の特性に合わせた管理方法まで、細やかな判断と技術が求められます。

お伝えしたいのは、木材一つひとつに確かな個性があり、その背景を理解することで初めて“良いツキ板”が生まれるということです。

今回の「ツキ板×製造工程」を通して、その奥深さを少しでも感じていただければと思い、

この記事にて解説させていただきました。